以下、コメントさせていただいたパンク町田の見解を記載させていただきます。
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追記、3/1
ここへは、お問合せ頂きました方への、町田の見解だけを載せておりましたが、いきさつなども踏まえ知りたい。
町田の見解を勉強したい。といったお問い合わせを多数いただきましたので記載させて頂きます。
ご依頼内容。
『以下の動画について、パンクさんのご見解をお電話で伺いたいと考えています。
▼オウムが卓上カレンダーを破り自分の羽にさす
https://vimeo.com/320425807/ad41681048
中国で撮影された動画なのですが、オウムが卓上カレンダーを口ばしで器用に切り取り、
自分の羽を装飾するようにさしていきます。
なぜ、このような行動をしているのか、伺いたいと思っております。』原文
自分の羽を装飾する巣作り行動は当然として単独飼育のインコがなぜ、こういった行動に出るのかを解説させて頂きました。
以下、過去解説に続く。
2/27 記載。
単独飼育されている個体が巣作りを行うことは、生得的行動でもありますが、ストレスによる行動とみることができます。
種或いは系統ごとに意味を導くことも出来ますが、ある程度の動物全般的に考え、家族を持たない動物が模擬的な行動をとる。自傷行動、常同行動などを行うことで、ホルモンのバランスを整える。あるいはバランスを崩していくことはいずれもストレスによる行動です。
確かに鳥類には強烈なインプリンティングやそれの失敗(ミスプリンティング)、や生得的行動由来が多いのですが、それが通常の時期、通常の割合、通常の期間等からずれ込む行動が出始めたとき、日照時間などの季節感も含み、やはりストレスに繋がる或いはストレスによる影響も懸念されるため、いずれもストレス的行動と言わざるおえないでしょう。
ストレスと言う言葉は非常に範囲が広いため、僕もあまり好きではないのですが、短い時間で説明するにあたって用いらざる負えない言葉でもあります。
限られた時間のため、言葉不足になりましたことお詫びいたします。
2/29 いただいたご質問への追加回答となります。
Q
人やおもちゃに対しての求愛行動・その他多くの行動がストレスから起きたものとお考えなのでしょうか?
A
イエスです。
インプリンティングに関する問題は大きいのですが、それ以外或いはそれから発展・付属したものを含み、
単に学習として必要な遊びとしての機能だけではなく、
それをおこなえないと内分泌系のバランスが取れないのです。
ゆえにバランスを確保するためにこれが必要なのです。
僕は日頃日常では感情派ですが、感情事態遺伝・学習・内分泌等の連動による脳の神秘です。
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以上、アルティメットアニマルシティー